iWork2021年02月16日

うちにはiWork'09のKeynoteで作ったプレゼン資料がたくさんあるのだが、KeynoteはiWork 09に含まれているVer.5と、それ以降のVer.6で互換性が低く、Ver.5で作った資料をVer.6以降で開くとまともに動かない。

仕方がないので、Ver.5をずっと使い続けていたのだが、Catalina以降しか動かないMacBook Pro(2020)に機種変更して完全に使えなくなってしまった。

他にもIllustratorCS6、Office2011が使えなくなったのだが、Parallels DesktopにゲストOSとしてMountain Lionを仕込んでその上で動かして、互換性を保つことができた。

iWork'09も同様にParallels上で動かそうとして、わざわざインストールディスクを取り寄せてみたのだが、うまくいかなかった。ソフトは起動するのだが、新規書類を作ろうとしてもウィンドウ内は真っ白なままだ。既存のプレゼンテーションファイルを開いてスライドショーを実行しようとすると「お使いのコンピュータには、スライドショーを現在の画面解像度で再生できるだけのVRAMが搭載されていない可能性があります」とかいうわけのわからないエラーが出て起動できない。

どうも調べると、iWork'09はParallels上のゲストOSではまともに動かないらしい。Parallels上のMacOSは2D/3Dのアクセラレーションが効かないのだが、iWork'09ではアクセラレーションが必須だから、というのがその理由だ。この情報に行き着くまでかなり苦労したが、Parallelsのフォーラムに載っていた。散々調べて方法がないというのは萎える。
https://forum.parallels.com/threads/iwork09-doesnt-work-on-mac-os-10-7-lion-vm.257561/

結局、iWork'09の動作するマックを別に用意するしかなさそうだ。MacBook Proを新しくしたけど、本当にいいことがほとんどない。せめてMojaveが動いてくれればなぁ...。最新バージョンに移行して欲しかったら、せめて互換性だけはきっちり保ってくれよ。

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