角マウス2014年01月18日

昔懐かしのMacに付属していたフロッグデザインの角マウスと同様のデザインのワイヤレスマウスが発売された。少し値段は高いと思ったが、学生時代にSE/30で卒業論文と取り組んでいた日々を思い出して、ほとんど衝動買いしてしまった。


握りやすい形状は忠実に再現されている。重さもだいたい同じように感じる(もっとも、当時の角マウスはロットによってボールの種類がいろいろあって、重さも違っていたけれど)。個人的な印象だけれど、丸みを帯びたデザインのマウスに比べて、ポインタの細かいコントロールはやりやすいと思う。これは当時、アップル純正マウスが角マウスから丸マウスになったときにも持った感想だ。


側面のホイールもけっこう使いやすい。ボタンをクリックする場所で右クリック、左クリックができるのもよい。でも、わたしは大丈夫だけれど、左手でマウスを操作する人はちょっと使えないかな。


オリジナルの角マウスは梨地のベージュだったけれど、このマウスは白色でさらにつるつるした素材でできている。いまのパソコンにベージュはそぐわないし、梨地は使っているうちに手あかやら何やらで黒ずんで見苦しくなってくるので、これはこれで悪くはない。


ドライバソフトも何もなく、USBに送信器を挿し込むだけでマウスとのリンクもすぐにできた。またホイールを押し込むと「マウスボタン3」として認識されるので、システム環境設定のMission Controlペインで独立した機能を割り当てることができる(Mountain Lion)。


総合的に見て、衝動買いにしてはいい買い物だったと思う。ただ、MacBook Airで使う場合、送信器でUSBが塞がるのは都合が悪いときがあるので、Bluetoothだともっとよかったのけれど。


QuickRes2014年01月26日

昨年の8月から使い始めたMacBook Air 13inchは、前に使っていたMacBook Pro 15inchと画面の解像度が同じで1440 x 900である。前と同じという意味では別段不便ではないんだけど、Igorやエクセルのデータをたくさん並べたりするときは、やはり狭いな、と感じることもある。昨今のRetinaディスプレイが13inchでも、1680 x 1080の解像度をサポートしていることを考えると、なおさらである。

そこへ、QuickResというソフトの有料版を使えば、MacBook Airの画面の解像度を擬似的に、1920 x 1080まで拡張できると知って、早速試してみた。有料版といっても$1.99なので、使い物になるならかなりお得な価格設定だ。
http://www.quickresapp.com/

1920×1080モードにしてみる。もとの解像度の1440 x 900が縦横比16:10であるのに対して、1920 x 1080モードは縦横比が16:9なので、モニタの上下に表示されない領域が黒い帯となる。さすがに小さい文字はつぶれて読めなくなるけど、十分実用になる。エクセルの表が広大になり一覧性がよくなった。

小さい文字は老眼の目にはさらに厳しいので、ふだんは1440 x 900として、データの分析時のみ1920 x 1080モードにしようと思う。ただ、欲を言うと、上下の黒い帯がもったいないので、1920 x 1200モードもサポートしてほしいものだ。

(追記)
OSをMarvericksにアップグレードしたら、1920x1200モードも1680x1050モードも選べるようになった。1920x1200モードは字が細かすぎるが、1680x1050は常用してもいいレベル。A4のワードの書類を2枚横に開いて作業ができるのは快適。