円山動物園2009年02月17日

Maruyama zoo, Sapporo, Japan

もう半年も前のことになるが、昨年の8月に札幌の円山動物園に行った。平日の昼過ぎだったので、客もまばらで空いていたが、エサの時間にはちゃんと飼育係が解説をしていたりと、手は抜かれていなかった。

Maruyama zoo, Sapporo, Japan

ここの動物園のウリの一つがライオンの赤ちゃんで、入場券やパンフレットの写真にも使われている。しかし、見に行ったときは、すでに赤ちゃんの時期は通り越していた。ゴロゴロ寝ているだけの大人ライオンと違って、子どもは動きが活発で、かわいいことには変わりないんだけど。

Maruyama zoo, Sapporo, Japan

トラはアムールトラ。上野動物園のスマトラトラを見慣れていると、とても大きく感じる。けっこう活動的だった。

Maruyama zoo, Sapporo, Japan

こちらのカバはけっこう高齢で、もう一頭のオスのカバと交替で放飼場に出ている。飼育係がエサのニンジンを口の中に入れてやると、おいしそうに食べていた。ニンジンを噛みつぶすバリバリという音が印象的。

円山動物園を訪れたのは、今回が初めてだったが、よく言えばオーソドックスな動物園という印象を受けた。しかし、施設の古さは隠しきれず、カバのプールの柵等はサビがひどく写真を公開するのがためらわれるほどだ。北海道の動物園としては、旭山動物園にすっかりお株を奪われた形となっているが、道庁所在地の動物園として存在感を大いに示してほしいところだ。