National zoological park, ワシントンDC ― 2007年12月30日
この動物園には中国からレンタルしているパンダがいる。そして、ご多分に漏れず、ここでもパンダはやはりスター的存在の動物であり、入り口からして、パンダを前面に押し出してアピールしている。
そして、ご多分に漏れず、ここでもパンダはずっと寝ていた。3年前に来たときは、木に登ったりしてけっこう活動的だったんだけど(しかし、木に登ってしまうと、地上からは見にくくなるという問題もある)。
この動物園にはゴールデン・ライオン・タマリン(以下、GLTと略す)をたくさん展示している。夏場はGLTの放し飼いを行っている。が、時期がまだ早かったので屋内での展示だけだった。GLTはペットとしての価値が高く、乱獲されたため、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに「絶滅寸前」種として載っているほどの希少種である。放し飼いなぞして盗まれる心配はないのか、と思うのだがどうやって管理しているのだろう...。
GLTを展示していた同じ建物で、たまたまミーアキャットの赤ちゃんを観ることができた。かなりかわいい。
前回、来たときは気がつかなかったが、オランウータンの展示が充実している。オランウータンのスカイウォークもある。この手のスカイウォークは旭山動物園が有名(いしかわ動物園や多摩動物園にもある)だが、どっちが先だったのだろう。ただし、距離は旭山動物園やいしかわ動物園のものと比べるとかなり長い。カメラを持って、オランウータンの移動にともなって、てくてく歩いて移動しないとスカイウォークに上がるところと、降りるところを両方撮影することはできない。
かなりねばってフタユビナマケモノを撮影。これも今回、初めて観た。ミツユビナマケモノよりも顔つきが優しい(こずるそう、とも言えるが)。
平日の午前中から出かけて行き、最後は雨に降られて帰ってきた。混雑ぶりは、まぁまぁだった。前回、混み過ぎてて観られなかったアマゾニアという展示が観られてよかった。
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